本日 現代のベートーヴェンとも言われる佐村河内守 さんが弁護士を通じて18年前から発表してきた楽曲が別人による作曲だったことを明らかにした。

 

 

bf963b1f

 

右 佐村河内守

4歳で母親がピアノの厳格な英才教育を始める。その他、幼少からヴァイオリン、尺八、マリンバなどを習う。5歳で「マリンバのためのソナチネ<無の弾劾>Op.1」を作曲。小学校(広島市立五日市南小学校)4年生でベートーヴェンのピアノソナタやバッハを弾きこなす。10歳のとき「もう教えることはない」と母親から告げられて作曲家を志望。これ以後は楽式論、和声法、対位法、楽器法、管弦楽法などを独学。中学生時代は音楽求道に邁進する一方で、学年の番長との喧嘩や他校への出張抗争を繰り返す悪童でもあった。[要出典]1980年頃、17歳で『交響曲第1番』の作曲に着手。同年から原因不明[1]の偏頭痛や聴覚障害を発症。

引用元 ウィキペディア

2003年秋、『交響曲第1番 HIROSHIMA』を完成 -その直後、病苦から発作的に縊死を図るも未遂に終わる。とウィキペディアにあるが、本当に病苦だったのでしょうか?

この『交響曲第1番 HIROSHIMA』が話題となり、自らが作曲したと公言してしまったことでの、罪悪感で苦しんでいたのではないかと推測してしまいます。

今後の展開において多くの売り上げを上げた彼のCDですが、おそらく政治的には詐欺扱いとされ、民事的には損害賠償責任を伴う可能性があるだろうと専門家は指摘しています。

音楽業界では・・メロディーを口ずさみそれを別の人が譜面化することはよくあるそうですが、今回においては、佐村河内守 さんが別の人にイメージを伝えそれを譜面化することで作曲者と名乗ることは常識的にはありえないとのこと。

CDなど佐村河内守 の商品を購入した人は、これらの商品を返品できるのかという問題ですが、作曲者が違うという、作品の重要な部分が違っているため、騙されて購入したという結論になり、購入を無効にできるそうです。

しかし、楽曲自体は素晴らしいものであり、スケートの高橋さんは、このことが明らかになっても、彼の曲を引き続き採用するという意思を明らかにしている。

 

そして何より気になるのが佐村河内守 のゴーストライター。

これほど多くの人に影響を与える楽曲を作曲してきた人とは一体どのような人物なのだろう。

佐村河内守によれば、そのゴーストライターは何らかの事情により、表に出られないと本人が述べていたというのだが、今後この問題を解決するうえで表に出ざるを得なくなるのではないかと思う。

個人的には佐村河内守さんのイメージ力&ゴーストライターさんの才能が合わさってできた楽曲なので、それを素晴らしいと感じたならば、問題なく、その感情を持ち続けてもいいと思うのですが・・。

いかがでしょうか。

追記 ゴーストライターは桐朋学園大講師の新垣隆氏であることを明らかにした。続きの記事はこちら・・

Niigaki-001

1970年生まれ

桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。無声映画伴奏楽団「カラード・モノトーン」のメンバーであり、又ソロ演奏者としても活動弁士と共に公演を行っている。

引用元 マツダ映画社HP 

Takashi Niigaki: Invention or Inversion

 

京都では早くもCD撤去とのこと。