東芝の技術データが韓国企業に不正流出した事件で、東芝が韓国の半導体大手「SKハイニックス」に民事訴訟で求めた賠償額なんと1100億円!!

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読売新聞によると、技術流出後のSK社の業績などから算定。SK社の2013年の本業の営業利益の約3割に値するという。

東芝は13日にSK社を相手取って不正競争防止法(営業秘密の不正取得行為)に違反したとして損害賠償を求める民事訴訟を東京地裁におこしたという。

最先端の技術は日本の経済成長多くの可能性を含んでいるし、その開発には並々ならぬ努力、苦労があるだろうと思う。

しかし、成功した暁には感動や喜びもあり、それはなにものにも代え難い資産である。

同じ業種の技術開発を進める企業として、自分たちでの開発・発見で戦おうという気持ちがないことにほとほと呆れてしまう。

利益のためでなく、人々がいかに豊かに過ごしていけるかを追求した最先端技術の開発は、一時的に真似て多くの富を得たとしても、それ以上の価値は生まれない。

一生企業として成長しないまま、水面下で不正な行為を続けられるのも、もう時間の問題であり、学ばないものには学び努力する側のいずれの真似事もできなくなる。これからはあらに技術レベルが進化していくことは間違いない。