ソチ浅田真央選手にインタビューした人は誰だという疑問と反発がにわかに広まっています。
「自分のフリーの演技ができるように」と語った(2010年4月撮影)
2014年2月19日(日本時間20日未明)に行われたソチ五輪フィギュアスケートの女子ショートプログラムで、バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央選手(23)はまさかの16位と大きく出遅れてしまった。
生中継では、ぼう然とした表情のままインタビューに応じる姿が映し出されたのだが、このインタビュアーが「私たちも気持ちの整理がつかない」と発言したことで、視聴者のひんしゅくを買っている。
確かに男性のインタビュアーは浅田真央選手に「ちょっとまだ私たちもなかなか気持ちの整理がつかないですけども」と発言している。
j-CASTニュースによると「気持ちの整理」のくだりは浅田真央の気持ちに共感しようと配慮したと考えられるが、真剣に浅田真央を応援していたファンにとってはそのようにうつらなかったようだとしている。
「まだフリーが残ってる真央ちゃんにトドメ刺す気なのかな死ねばいいのにマジで」
「第一声、いくら何でもひどすぎるな。それじゃ『あーあ、ガッカリですよもう』と言っているようなもんだわ」
「インタビュワー、最低だったな。貴様の気持ちの整理なんぞどうでもいいのに、失意の選手に追い撃ちをかけるような真似をして。『日本国民全員が落胆しましたよ、どうしてくれるんですか』ぐらいに受け取ってしまうだろう」
「なんと無神経なことよ。靴紐が切れたバンクバーの織田を泣かせた苅谷アナを彷彿とさせる」
そんなつもりで言った発言ではなかったにせよ、あの失意の浅田真央選手にあの状況でTVを通じてさらっと軽いトーンで質問するには相当の配慮がかけていたと思われる。
ソチオリンピックで浅田真央にインタビューしたのは誰だとしばらく避難を受けそうだ。
もちろん浅田真央選手はそれを悪意にはとっているとは到底思えない。
あまりの国民の浅田真央選手への愛情がインタビューの失言を見逃さなかったのは、それだけオリンピックで戦う選手というのは命をかけるほど、追い込まれる中で戦っていると国民誰もが認識し、浅田真央に共感した証拠だろう。